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2025/09/20 17:32


道ですれ違った犬が着ている飾り気のない服が、なぜか心にとまることがあります。

特別な装飾があるわけでもない。

派手さもない。

それでも忘れられないのは、何も足さないことで、逆に浮かび上がるものがあるからかもしれません。


「シンプルさは、究極の洗練である。」

そう語ったのは、レオナルド・ダ・ヴィンチだと伝えられています。

本当に彼の言葉だったかどうかは定かではありません。

けれど、この考え方には、私たちも深く頷きたくなるのです。


何も足さないという選択は、何もしていないことではありません。

むしろそれは「本当に必要なものだけを残す」という静かで、けれど揺るぎない意志の表れです。


つい私たちは、服に “わかりやすさ” を求めてしまいがちです。

派手なデザインのほうが可愛く見えるかもしれない。

映える色のほうが魅力を伝えられるかもしれない。

けれど、それは本当に犬に必要なことでしょうか。


服が主張しすぎると、見る人の目は、そちらに奪われてしまいます。

でも私たちが見つめたいのは、服の内側にいる、その子自身。

その自然な姿に、そっと寄り添いたいのです。


Orianeの服は「主役にならない服」を目指しています。

控えめであることを、美しさへの静かな敬意と捉え、すでに持っているその子の魅力を、そっと引き立てられるように。


私たちは、人と同じように、犬にも「似合うもの」があると信じています。

それは決して着飾ることではなく、その子らしさがにじみ出るような佇まいを叶えること。


犬は飾らなくても、すでに美しい存在です。

だからこそ私たちは、必要以上に語らない服をつくります。

何もないように見えて、ちゃんと残るものがある服を。


それは、装いを超えて心に触れる何か。

飾らない一着に心を寄せる気持ちに、

Orianeも寄り添います。





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